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なむでぃんだより

東京工業大学国際開発サークルIDAcademyのベトナムプロジェクトチームのブログです。プロジェクトの最新情報やベトナム全般に関する情報からメンバーの近況や愚痴まで多彩な内容をお届けします。

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自己紹介と私の故郷ベトナム

皆さん
どうも、こんばんは、
ナムディンプロジェクトチームメンバーのチューバンフンです。
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今日、初めて、ブログを書くので少し、自己紹介させてください(笑)
2005年3月から来日し、現在8年目に入っておりますが、日本語が中々上手くなっていません。たまに、日本語をしゃべっても、周りの日本人に「よく分からない」と言われているから、自分にとって外国語というのは難しいなと感じました。
ベトナムのナムディン省にギャフン区に生まれ育ちました。故郷といえば、多くの事を思い出します。そこに家族、親戚、友達、先生方々、近所の人等の知り合いの顔を思い浮かべます。
ここで故郷という言葉をつい話しだしてしましたので、いろんな事を思い出しちゃって、また複雑な気持ちで数分位深く考え込んでしまったので、深く考え込む傾向をちょっと辞めます。
簡単に言いますと、故郷には愛する人がいっぱい居て、いつか自分に関わった人々に本気で何か恩返しでもしたいという気持ちが時々ありました。多分、遠く離れると、皆がそのような気持ちがあるかな。
さて、なぜ自分がこのプロジェクトに参加したのかの切っ掛けをちょっと紹介したいと思います。
昨年、自分の国、生まれた地域について何か問題があると聴かれたら、ちょっと考えると、なぜか日本に留学している私は一時帰国するたびに、何日か経ったら、いつも目が痛く真っ赤になります。実家を離れ、ハノイ首都へ遊びに行くと痛みが無くなり、症状も改善されます。自分は国際開発工学専攻なので、講義の中では発展途上国についての水源不足、水源汚染等の問題を扱う機会が多かったので、もしかしたら自分の村にも水源が汚染されているじゃないかと思いました。
そこから、ベトナムチームが形成され、メンバーが集まって、どんどんアイディアを出されました。現在に至るまでは皆さんがブログを見ると、どれだけ、竹さん、加藤さん、川原さんとソンさんが頑張ってきたかとイメージして頂いたでしょう。
隣の席に座っている竹さん達が発展途上国、特にベトナムについての本を探し読み、ベトナムについての多くの関連情報を調べる姿を見ると、「竹さん達がすごいな」と思っていました。ここで、「凄い」というのはベトナムに関心を持って頂いている事と竹さん達の調べ力、問題発見と問題解決への意欲に対する驚き、感謝の気持ち(何となく嬉しく思っていました)です。そのために、私からは何か出来る事があったらお手伝いしたいと思っていました。
そう言っても、今まで、特に最近、私が何も出来てないから申し訳ない気持ちでいっぱいです(笑)
ここで辞めないと次回書く事が無くなるので、この辺で
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農業プロジェクトについて1

アンニョンハセヨ!!ソンです。
こんばんは。
少し更新が遅れてしまいました。

今回は夏に行うベトナムプロジェクトの前実験という形でやろうとしてる野菜および果物の栽培について述べたいと思います。
私たちのプロジェクトは二つあり、その一つ目はノンラー作りに関することと今回紹介する新しい農作物を村に導入するアイディアがあります。
まだ農業での経験が全くない私がこの担当になりましたが、まだあまり大きい進展はないです。(頑張ります!!笑)

いままでは栽培に必要な肥料とか道具とか種とかを買いました。
今のところはトマト、ゴーヤ、キュウリを育てようとしています。
この三つは初心者にも育てやすいといわれるから選びました。
育てる場所は研究室棟の屋上かまたは、その裏にあるスペースを利用する予定ですが、まだ屋上への承諾を得られていないので研究室棟の裏で行われるのかなー。

本やインターネットで野菜や果物の栽培について調べましたが実際にどのぐらいの日光、水、温度、湿度などが必要なのかはわからないので心配です。

たぶん今週中には種を植えることができると思うので適宜写真をブログにアップしていきます。
無事に育てることができて皆でゴーヤチャンプルとトマトキュウリサラダを作りたいです。

途上国との人々の話し方

シンチャオ、竹久です。偶然にてかなりの良書を見つけたので、今日はその本をご紹介させて頂こうと思います。国際開発に携わろうと思った人なら誰しもが経験したことがあるあのモヤモヤ感・・・「本当に彼らの役に立っているのか」、「貧困って何なのか」、「何が彼等にとって一番の問題なのか」、そのような事を現場にて感じられた方は多くいるのではないでしょうか。そのような疑問を一気に吹っ飛ばしてくれるのが、この本です。

途上国の人々の話し方

「途上国の人々の話し方」、和田信明、中田豊一

いきなりですが、以下の例から始めさせて頂こうと思います。皆さんはこのやり取りを聞いてどう思いますか?素直に感じてみてください

私 この村の問題は何ですか
村人 子供の病気が多いことです
私 たとえばどんな病気ですか
村人 一番多いのは下痢です
私 子供たちが下痢になるのはなぜですか
村人 清潔な飲み水がないからだと思います
私 水はどこから汲んでくるのですか
村人 近くの池からです。森の泉まで行けばきれいな水があるのですが、歩いて一時間近くかかるので、重い水を運ぶのはたいへんです
私 井戸はないのですか
村人 ありません
私 あれば便利だと思いませんか
村人 思いますが、自分達では掘れません
私 どうしてですか
村人 技術も、資金もありません
私 私たちが援助しますので、掘りませんか
村人 ええ、そうできればありがたいです
私 私たちが支援するのは、資金と技術だけです。労働力を村から出してもらえますか
村人 もちろんです
私 掘った後、維持管理も自分たちでやれますね。それが約束できれば援助します
村人 約束します
私 これで決まりですね。皆さんの井戸を皆さんで掘りましょう。子供たちも健康になるでしょう
村人 ありがとうございます。母親たちも喜ぶことでしょう

このやり取りをどのように感じたでしょうか?上手な質問の仕方でしたでしょうか、それとも稚拙だったでしょうか。結論から言うと、上記の会話は間違ったやり方にて会話が行われています。実際に井戸を掘った後数カ月間は使われましたが、一年後には使われなくなってしまいました。

ではどこがどうダメだったのでしょうか。それは村人に「問題は何ですか?」、「それはなぜですか?」と問い進めことにあります。この質問は事実を問う物ではなく、その人の意見、感情を聞くものです。言い換えたら、その人の個人的な主観や感情が入ってしまい、本当の事実ではないかもしれないのです。その結果として、事実に即していない会話になってしまい、村での真の問題を見誤ってしまう事になるのです。別の例を以下に挙げましょう。とあるバングラデシュの村における女性とのやり取りです。

私 朝ご飯には、あなたは何を食べるのが好きですか
村人 チャパティです
私 では、普段、あなたは何を食べていますか
村人 チャパティです
私 今朝、何を食べましたか
村人 ご飯です
私 昨日の朝は
村人 ご飯です
私 一昨日は
村人 ご飯です(笑)

三つのタイプの質問をしました。何が好きですかは「感情」を尋ねるもの、普段何を食べるかは「一見事実を聞くようであるが、思い込み、主観が入ってしまうもの」、今朝何を食べたかは「事実」を聞くものです。もうお分かりでしょうか?村の問題を真に発見するためには事実を聞く必要があるのです。そしてその事実を基に、村の全体像を把握し、意義のあるプロジェクトを策定するのです。

この方法論は本書の中でメタファシリテーションと呼ばれています。医者が診療中に事実しか聞かな事と似ていると言えます。ざっくりとこの本のエッセンスを書きましたが、これを実際に身に付ける方法、より詳しい解説を知りたい方は本の購入をお勧めいたします。最後に一応言っておきますが、この著書の回し者ではないです(笑)。読むべき本は向こうからやって来るという言い方をしたりする人がいますが、この本が皆様と良い出会いになれば幸いです。

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