なむでぃんだより

東京工業大学国際開発サークルIDAcademyのベトナムプロジェクトチームのブログです。プロジェクトの最新情報やベトナム全般に関する情報からメンバーの近況や愚痴まで多彩な内容をお届けします。

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第三回現地調査⑪(ハノイに戻って)

シンチャオ!加藤です。帰国から1か月が経とうとしていますが、ようやく、ついに、現地調査報告のブログを書き終えます。しかし、ブロガーさんって人達はようあんなサクサクと更新出来ますね、ほんと感心します。

さてさて、フエ省を離れ、我々は一路ハノイへと戻ったわけであります。フエからハノイもまた電車での長旅です。電車旅については以前のエントリーに少し書きました。ハノイに戻ってから、行ったのは主に次の3つです。駆け足で紹介していきます。

①ハノイの土産物市場の調査
ご存知の通り、ハノイはベトナムの首都なので、観光客も多く立ち寄ります。そのため、外国人観光客を相手にした土産物屋はハノイ市内で多く見かけることができます。ハノイ-ナムディン間は車で3~4時間の距離なので、もしナムディンで観光客をターゲットにしたノンラーを作るのであれば、ハノイは一大市場になると思い、まずは現在ノンラーがハノイでどのようにして売られているか、を調査しに行きました。調査した場所は、ハノイの旧市街のエリア(ホアンキエム湖の北)で、とくに外国人観光客相手のホテル、飲食店、土産物屋が多くあります。

調査した結果をまとめると以下のような感じです。
・ノンラーを専門的に扱っているお店というのは調査した限りでは無く、大体がシルク製品等のその他多くの土産物の中の一つとしてノンラーを扱っている。どの店でも比較的扱いは小さめ、控えめ。
・生産地はフエ省と近郊のチュオン村が多い。ドンスアン市場にあるお店では、フエ産よりチュオン産のものの方が高い(チュオン産のノンラーは基本的な作りはダオケイトンのものと一緒で装飾などは特に施されていない)。
・大小さまざまなサイズを扱っており、価格は安いもので20,000ドン、高いもので60,000ドンという感じ。60,000ドンのものは通常サイズのチュオン産のもの。

現状、ノンラーの土産物としての需要はあまり大きくないと感じました。一観光客目線になって考えてみると、ベトナムっぽさはあるものの、大きくてかさばるし、持ち帰って実用することはないだろうし、というふうになります。土産物としてもっと売っていくためには、製品自体に対する工夫が必要なのではないだろうかと思いました。


②チュオン村の視察
以前のエントリーでも少し触れましたが、ハノイ近郊旧ハータイ省にチュオン村というノンラー作りで有名な村があります。どのくらい有名かと言うと、ダオケイトン村のノンラー生産者は大体その名前を知っていて、フオンさんという女性はベトナムに関する日本語のニュース記事ベトナム政府のニュースサイトでも、"ノンラーを世界に輸出した女性"として紹介されています。
今回、チュオン村を訪問し、この女性にノンラーの需要等に関してヒアリングを行うと共に、ノンラーの生産・流通の状況について視察してきました。
まず、フオンさんという女性についてですが、現在は、中国、日本、韓国、台湾、ドイツ、マレーシアにノンラーを輸出しているそうです。やはり、ヘルメット着用の義務化などを背景にしたベトナム国内でのノンラーの需要の減少は切実に捉えているようでした。フオンさんは海外への輸出に活路を見出しており、近年は特に台湾への輸出が増えているそうです。また、ただノンラーをそのまま輸出するのではなく、相手国の要望に合わせて工夫をこらしているようで、例えば、日本向けのノンラーにはフィット性を高めるために、ノンラーの中に王冠のような形をした部品を付けています。フオンさんは、ノンラー生産者の収益を上げるにも、需要が高まることが必要だとおっしゃっていました。
生産者にも少しお話を伺いました。ノンラーの売値は50,000ドンとダオケイトンよりもやや高めでした。ただ、原価も高く15,000~20,000ドンとのことでした。完成品の作りはダオケイトンのものとほとんど同じで、違いとしては、ダオケイトンのノンラーの骨組みが14本であるのに対し、チュオンのそれは16本です。


③現地パートナーとの協力体制構築
我々の活動は、日本ベースで長期休みにフィールドトリップを行う、というスタイルで進めていくので、特にプロジェクトの本格実施段階においては現地パートナーがいることが重要です。ハノイ滞在時には、現地の大学生にパートナーとしての協力を求めるため、友人・知人を介して会って話をし、あるいはたまに町で偶然知り合った人にもプロジェクトについて話をしました。結果として、ハノイ在住の大学生を中心に6名から協力に対して積極的な返事を頂きました。限られた時間とつたない英語で、どこまでしっかりとプロジェクトについて意思を共有出来たかは分かりませんが、何とか距離のディスアドバンテージを超えて、コミュニケーションを取りチームとして上手く機能させることが出来るようにマネジメントしていけたらと思います。


以上、最後は物凄い駆け足になってしまいましたが、なんとか現地調査報告シリーズ、完。読んで頂いた方ありがとうございました。もし、ここがもっと知りたいなどあれば遠慮なくコメント残してください。ホントにコメント残るくらい読者がいる事を祈ってます。

もちろん、このブログは今後も続きますので、よろしくお願いします。
では




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