なむでぃんだより

東京工業大学国際開発サークルIDAcademyのベトナムプロジェクトチームのブログです。プロジェクトの最新情報やベトナム全般に関する情報からメンバーの近況や愚痴まで多彩な内容をお届けします。

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メンバーの成長

こんにちは!
本エントリーでは現地調査を通じて、メンバーがどう成長したか、また新たな発見について書いていきます。


川原

今回の調査を受けて、私自身に起きた変化や驚いた事について書きたいと思います。

まず、一番印象的だった事は、『現地に行かないと本当の事はわからない』という事でした。
ベトナムに旅立つ前に、私たちはインタビュー内容や調査方法、どこで、誰に、どんな話を聞くのかなど、私たちなりに入念に準備していきました。
特に、インタビューに関しては、ある程度自分たちで調べたことをもとに、仮説を立てて作りました。

しかし、いざ現地でインタビューをしてみると、その仮説が覆されたり、得ていた情報がすでに遠い過去のものになっていたりと、驚かされました。
特に驚かされたのは、ダオケイトン村で生産されたノンラーが中国に輸出されているということ。まさか使用目的で輸出されているとは、全く予想外でした。
また、生産、流通のほとんどを村の人がやっているという事も、非常に驚かされました。

仮説は仮説でしかないこと、情報は常に更新されていくことを身にしみて感じることができました。
このような場合でも、臨機応変に対応できる能力を身につけることが、今後の課題です。

写真は夜のダオケイトン村です。
R0014378.jpg

星も綺麗です。


竹久

今回は私にとって二回目の現地調査でした。特に今回はインタビュー調査が多かったので、そこでの学びが多かったと思います。具体的には

①インタビューにおける、通訳への目的の共有、Why?を使わない質問をすること
②日本人とベトナム人の違いを理解すること

について改めて、頭ではなく実体験を以って学びました。一つずつ説明していこうと思います。

①インタビューにおける、通訳への目的の共有、Why?を使わない質問をすること
 インタビューは全て通訳を介して行ったのですが、通訳の人に調査の意図を理解してもらう必要があります。この部分を怠っていると、自分の知らないところで通訳の人が勝手に解釈をしてしまい、話を変えて伝えてしまう可能性があります。質問の最中に、何でその事を聞くの?と言われてしまう事もありました。当たり前ですがここの部分の事前共有が大事です。
 
 また以前のエントリー途上国の人々の話し方に書いた、メタファシリテーションを実践してきました。インタビューをしているとどうしてもWhyの質問をしてしまいたくなるのですが、敢えて使わないことで事実に基づいた回答がもらえます。短所としては時間が掛かりすぎることでしょうか、だいたい1~2時間のインタビュー時間を要しました。それでも事実を基に仮説検証や仮説作りが出来るのは利点があります。その成果を実感できたのが今回の収穫であります。

②日本人とベトナム人の違いを理解すること
 今回一番感じたのは、日本人とベトナム人は考え方が全然違う事です。一般化は出来ませんが、ベトナム人は行動しながら考えるのに対し、日本人は計画をした上で行動していきます。なので、一緒に行動しているとフラストレーションが溜まる事がありました。例えば、行先はこっちだという事で着いていくと、違った場所だったという事が多々ありました。また、明らかに危ない交通道路を平気で自転車で通行したりと、日本人の感覚からすると有り得ないことがありました。遠慮せずにお互いに話し合う事が大事ですね。
 
 もう一つは具体的に言う事です。例えば、「どこでご飯を食べたい?」と聞かれて、「どこか美味しいところ」と言われても困ってしまいますよね。日本人は遠慮する事が多いのですが、ベトナム人はストレートに言うのを好むようにも感じます。この類の話はよく言われている事なのですが、長期で異国の人と一緒居る事で改めて感じました。

加藤

今回の調査は私にとって3回目の現地調査でした。「現地調査は3回行って初めて信頼される」と聞いたことがあります。そのせいかは分かりませんが、今回は前回よりもより多く現地の人と触れ合う機会があり、交流を図れたと思います。最近停滞気味ではありますが、勉強しているベトナム語も村の人とのコミュニケーションに使うことが出来ました。このように村の人との関係を強化できたのが一つの成長でした。

二つ目の成長はインタビューに関してです。竹久も書いていますが、今回の調査では、メタファシリテーションの考え方に基づいて、インタビューの中で"事実"を積み上げていくことに注力しました。この手法を実践した結果として、今までのインタビューよりも情報に具体性を持たせることが出来ました。さらに、今回は"世間話をするような感覚で自然にインタビューを行う"という自分なりの目標を立てて、特に、初対面の村の人の話を聞くときにはその点を意識しました。そして、インタビューに関して最も大きな成長を感じられたのが、"粘り"です。今までは、「あまり長く時間を取ってしまうのは申し訳ない」とか「しつこく聞いたら嫌がれるだろう」と思い、どこかモヤモヤした部分がありつつもインタビューを終えてしまうことが多くありましたが、今回は、しつこく事実を聞いていき、なるべく後で後悔しないようにと思って、粘り強く質問することを心掛けました。実践してみて、このやり方は功を奏したと感じました。やはり、粘り強く聞いていくうちに、予期せぬ情報を引き出すことができますし、何よりインタビュー後の情報の充実度が違います。前回まではよくあった不完全燃焼な感覚が、ゼロではないにしてもかなり改善されました。

また、"慣れ"と言ってしまえばそれまでですが、日本とは生活環境が大きく異なるダオケイトン村での生活を、今までよりも自分のペースを乱さずに、ストレス少なくこなせるようになったのも一つの成長だったと思っています。
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